はじめに
前の記事でAWS CLIをWSLに導入するところまでやりました。 この記事ではAWS CDKの導入~プロジェクトの作成までをやります。
AWS CDK でインフラ構築(準備編: AWS CLIインストール) - くまごろーのプログラミングメモ
AWS CDKをWSLにインストール
AWS CDK はnpmコマンドでインストールするので、nodeを導入してない人はnodeのインストールから必要です。
nodeを複数バージョン使う予定はあまりないですが、せっかくなのでnodebrewを入れました。
nodebrewをインストールする
- curlコマンドでダウンロードします
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
- パスを
bash_profile
に追加し、bash_profile
を環境に反映させます。
$ echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile
- 下記のコマンドでバージョンが表示されていればnodebrewの導入は完了。
$ nodebrew --version
- 次に、nodebrewを使ってnodeをインストールします。
$ nodebrew install-binary stable
stable
でその時の安定版をインストールしてくれるらしい。
- インストールされたnodeのバージョンを確認。
$ nodebrew list
- 下記のコマンドで、上記でインストールしたnodeを使用するよう設定。
$ nodebrew use <バージョン>
これでnodeの準備は完了。
AWS CDKをインストールする
$ npm install -g aws-cdk
※ -g
オプションを付けるとグローバルインストールになる。システムディレクトリにインストールされるらしい。(ユーザー毎にインストールを行う必要がなくなる)
これで問題ないはずなんですが、Permission deniedと言われてしまいました。
npm ERR! Error: EACCES: permission denied, rename '/usr/local/lib/node_modules/aws-cdk' -> '/usr/local/lib/node_modules/.aws-cdk-kzzr8ey1'
多分、WSLでカレントディレクトリがWindowsのファイルシステム内の状態でnpm installを実行したからかな?
sudo
つけて再実行したら問題なくインストールされました。
Typescriptをインストールする
今回はCDKをTypescriptで書く予定なので、Typescriptもインストールしてしまいます。
$ npm install -g typescript
これで下準備は完了です。
AWS CDKプロジェクトを作成
CDKプロジェクトを作成したいフォルダに移動したら、フォルダを初期化します。
$ cdk init app --language typescript
これでCDK作成に必要なファイル諸々が生成されます。
次からCDKでのリソース作成に入っていきます。